2008年02月14日
剥製
あると見とれてしまいませんか?
剥製(はくせい)とは、死亡した動物を生きていた時の容姿に近い状態にするために、その表面をはがして保存できるように処理し、中に人工物を詰めて元の形にすること。あるいはその様にされた動物。
標本としては脊椎動物にこれを用いる。ほ乳類、鳥類、は虫類が多いが、両生類や魚類にもこの方法を使うことがある。それ以外ではイセエビ類が使われることもある。剥製にする動物は、内臓や筋肉を取り去り、腐敗防止のため皮と骨に防腐処理を施して、綿などを詰め込んで形を整える。そうして皮の切断面を縫い合わせたものは簡易剥製といわれる。
実際には、さらに針金で骨格を作り上げて形を整える、あるいはポーズをつける、眼の部分にそれ用のガラス玉をいれる、台の上に据え付けるなどがされている。なお、足指や尻尾などの細い部分の骨、あるいは頭蓋骨は剥製標本内に利用されることが多い。
剥製標本にされる動物は、主として展示用の標本とされる場合が多い。基本的には生きた状態の姿を再現するものである。また、博物館の展示や学校の理科室の標本なども剥製であることが多い。全身を剥製とする場合もあるが、頭部のみなど、部分だけの剥製もある。
観賞用の剥製も数多い。ゲームとしての狩猟の場合、獲物を剥製にする例があり、トロフィーと呼ばれた。シカの頭部などは装飾用に剥製にされ壁に掛けて飾った。日本では、ウミガメや猛禽類の剥製も古くから貴重視され装飾用に作られた。猛禽類は床の間に飾られたりしているのが見かけられる。剥製は埃や虫害を避けるためにガラスケースやアクリルケースに入れることが推奨されている。[1]この場合も、生きていたときの様子を再現するのが普通であるが、やや派手なポーズをつけられる傾向がある。なお、日本においては、タヌキはイメージから、立位で手にとっくりや大福帳を持たされり、服を着せられたりすることが多い。
上記のような利用目的とは別に、特に生きていたときに名をなした動物を剥製にして保存する場合もある。日本では忠犬ハチ公やタロ・ジロが著名な例として挙げられる。
また、西洋では偉大な成績や功績を残した競走馬や種牡馬の剥製が作られる事も多く、日本国内でも北海道浦河町馬事資料館に、1960年代の名種牡馬ヒンドスタンが剥製にされ、心臓と共に展示されている。
剥製は見栄えはよいが、標本としてみた場合、骨格や内臓などの部分が保存されない難点がある。かつてはこのような部分が軽視されたこともあるが、現在ではそのような部分も重視されている[要出典]ので、それらは別個に標本として保存することが多い。同一個体から得られたものであれば、それらはまとめて単一の標本を構成する。
(以上、ウィキペディアより引用)
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